モバレジェのファイター/アサシンヒーロー、アルカードについて解説していきます。
アルカードの特徴は、その追撃性能にあります。
スキル使用毎に、相手に飛び込めるパッシブを持っており、アルカードから逃げ切れるキャラはそうそういないと思います。
それでは、解説していきます。
アルカードの強みと弱み
アルカードの強み
- 圧倒的な追撃性能
- スキルに物理吸収が乗るため、継続戦闘能力が高い
- スキルCDが短く、相性の良い装備が多い(ex. 常勝の神斧)
アルカードの弱み
- 機動力と回復量に寄っているため、バースト火力は控えめ
- ccを持たず、集団戦で影響力を出しにくい
- 序盤キャラであり、中判以降失速する
戦闘準備一式解説
この章では、取り敢えずアルカードを使ってみたいという人向けに、戦闘準備系の設定一式を紹介します。
個々の詳しい解説は、以降の章でまた改めて行います。
安定択
エンブレム

バトルスペル

ビルド

抑えておきたいポイント
アルカードは、スキル使用後の通常攻撃にチェイスとダメージバフがつきます。そのため、スキルとスキルの間に必ず通常攻撃を挟むようにしましょう。
ULTは、物理吸収をくれるので戦闘序盤に雑に切ってしまって良いです。スキルに半分の物理吸収が反映されるので、戦闘中の回復力が上がります。
また、アルカードはバースト火力が微妙です。回復しながら戦える事が強みなので、敵のバーストで先に落とされないように集団戦では後入りを基本にしましょう。
アルカードのパッシブ・スキル
パッシブ:チェイス

パッシブ解説
3つの効果を持っています。
1つ目、スキルを1体にヒットさせるとダメージが1.5倍になります。
これは、後述のULTに掛かってくるもので、ULTでマークを付けた敵にはこの1.5倍のダメージバフが適用されます。
2つ目、スキル使用後の通常攻撃が強化されます。
通常攻撃のレンジが広がり、指定した対象に飛びつく事が出来ます。これがアルカードの追撃性能が高い所以になっています。
また、おまけ程度に火力が1.2倍になります。
スキル使用からパッシブ使用可能時間が4秒間あるので、移動中等に2スキルで発動させておく動きも可能です。
3つ目、スキルは50%の物理吸収を適用する。
モバレ用語で言うと、単に「物理吸収の値の半分」の「スキル吸収の値」を獲得すると言う事です。実際には、パッシブ効果なのでステータスには現れませんが。
1スキル:グランドスリッター

1スキル解説
飛びつく際の起点となるスキルです。
敵に見つかっている場合は、このスキル+パッシブAAで距離を詰めに行きましょう。
また、逃げにも用いる事が出来るので、敵に張り付けている場合は2スキルを先に撃って温存するようにしましょう。
2スキル:サークルスマッシュ

2スキル解説
ぐるっとします。説明は不要だと思います。
パッシブ解説でも触れましたが、空撃ちしておくとパッシブの強化AAを4秒間保持出来ます。
なので、歩いている時とか、ブッシュ待機している時とかに撃っておくと1回多く強化AAを叩き込めます。
ULT:フィッションウェーブ

ULT解説
1度目の発動でマークの付与、2度目の発動で斬撃攻撃です。
これらはお互いに独立した挙動をするのでそれぞれ解説します。
1度目のマーク付与について
これ、物凄くわかりにくいのですが、「ヒットした相手に4秒間のスローを付与」「ヒットした相手に8秒間マークを付与し、パッシブ(ダメージ1.5倍)を適用」「自身の物理吸収を8秒間40上昇」の3つの効果を持っています。
恐らく翻訳ミスだと思うのですが、どう読んでも日本語と挙動が一致せず困っていました。。。
1度目の発動効果は、2度目の発動してもキャンセルされる事なく継続されます。
2度目の斬撃攻撃について
ザシュっとします。
ただのAoEスキルですが、ADレシオが200%と高いです。
パッシブ効果により1.5倍の実質300%なので、物理攻撃力が非常に重要となっています。
アルカードのスキル回しについて
単体に対してのオールイン
1スキル->強化AA->ULT->強化AA->2スキル->強化AA->ULT(再発動)
基本的にこれで良いと思っています。
1スキルからのパッシブAAで接近し、殴りかかる流れです。
その後は、物理吸収を先に乗せるためにULTから展開して打ち切りに行きます。
ガンク時
1スキル->2スキルで、初手は様子を見ましょう。
瞬間移動等バトルスペルが落ちて体力を削れた場合は、1スキルの冷却を待ってからタワーダイブを狙いに行きましょう。
ダイブ時は、上記オールインの手順で大丈夫です。
集団戦
集団戦では、2通り立ち回りがあります。
1つは、キル回収。もう1つは、AoEダメージです。
ダメージが入った敵に裏から入ってきる回収する場合は、オールインコンボ or ULT節約でも良いです。
AoEダメージで全体を削りにいく場合は、ULTを活かす必要があるため、コンボ順が変わってきます。おすすめは、以下の通りです。
1スキル->ULT->ULT(再発動)->強化AA->2スキル->強化AA
AoEで複数ヒットさせ易い位置に1スキルで移動し、ULTを最速発動、その後削れた敵に飛びついていく流れになります。
ただし、アルカード自身耐久が高くないので、敵のスキルがある程度落ちてから入るようにしましょう。
アルカードのおすすめロール
おすすめ度:JG一択
EXPもいけなくはないですが、純ファイターやメタのタンク系に強くないので、あまりおすすめできません。
そのため、アサシンとしてJG採用が無難かなと思います。
アルカードのおすすめバトルスペル
おすすめ度 : 狩猟(血刃)一択
減速をかけなくても容易に張り付く事が出来るので、「氷刺の狩猟」にするメリットが少ないです。
そのため、ダメージが伸びる「血刃の狩猟」がおすすめです。
アルカードのおすすめエンブレム
おすすめ度 : 殺戮の饗宴(アサシン) >>> 孤立無援(アサシン)
殺戮の饗宴

アルカードは、キルを取りやすくかつ継続戦闘が得意なので、「殺戮の饗宴」が最もマッチしています。
孤立無援

ガンク性能を高めたい場合は、孤立無援としても良いです。一応、単体に対して強いアルカードのパッシブには合っています。
ただし、JGだと発動出来る時間が短いので、集団戦で回ると強い「殺戮の饗宴」の方が優先度が高いと思っています。
アルカードのおすすめビルド・装備案
基本形

スキル回転が良いので、「常勝の神斧」「オーシャンエッジ」「ブレストプレート」等、相性の良い装備が多いのでこれらを詰め込む形にしています。
後は、ULTの火力の高さを活かす「スピリットシャウト」「ディスペアブレード」を入れています。
上位ビルドを見る限り、ほぼこれらが採用されており自由度はあまりないのかなと思っています。
アルカードの立ち回り
序盤
アルカードは、序盤から強いヒーローになっているので、積極的に仕掛けていきましょう。
仕掛けたい場所としては、基本的にリバー(タートル、ロードが出る辺り)です。タートルロード戦や敵のロームタイミングを狙っていきます。
遭遇戦での動き方は、1スキル->AA->2スキル->AA->離脱で良いと思っています。
倒せそうな場合は、全スキルぶっ放して行っても良いです。ただ、時間を掛けると敵の方が先に寄ってき易いので、返り討ちになる可能性があります。時間が掛かる場合は、敵味方の位置を確認してから仕掛けるかどうかを判断しましょう。
ガンクを行う時のコツとしては、まず1度、1スキル->AA->2スキル->AAで仕掛けてバトルスペルを落とし、相手が甘えてタワー下に残った場合は、1スキルのCDが帰ってきてからダイブを行うのがおすすめです。
アルカードは、ファームがあまり早くなく、中盤以降失速していくので、序盤にどれだけキルアクションを起こしていけるかが重要です。
中盤以降
基本的には、ファームしてガンクしてファームしてガンクしての繰り返しです。
集団戦では、スキル回しの章で触れましたが、2つの立ち回りがあります。
1つ目が、キル回収。もう1つが、AoEダメージです。
キル回収
味方の構成がしっかりしていて、エンゲージからダメージまで出してくれる場合は、メインの戦闘は味方に任せて裏から削れた敵のキル回収役に徹するのがおすすめです。
自身(JG)が落ちるリスクが低く、戦闘で負けてもロードに繋げにくく出来ます。自分だけが育っていて、自分がデスすると終わるみたいな場合もこちらの動きの方が良いです。
AoEダメージ
「全体的に有利で雑に当たっても勝てる時」や「フロントが薄く普通に当たっても勝てない時」は、ULT再発動の斬撃を活かして無理やりダメージを出してエンゲージを仕掛ける動きがおすすめです。
単に構成事故った時や、味方フロントがデスしている場合などでも、人数差が見えた瞬間など自分で仕掛けられるということを念頭に置いておくと得する場面がちょくちょくあると思います。
まとめ
モバレのファイター/アサシンキャラ、アルカードの解説をしてみました。
機動力が高く、意外と出来る事が多いのでアサシン入門としては、良い題材かなと思っています。
他のキャラ解説記事も書いているので良ければ読んでみて下さい。