モバイル·レジェンド: Bang Bangのゲーム内において多用されるマクロについて解説します。マクロって聞くけど、何かよく分からないという人やどうやって判断すれば良いかわからない人は読んでみて下さいくだい。
マクロとは
マクロ(macro)とは、「『マクロ』とは、巨大であること・巨視的であることを意味する表現。」(weblio辞書)を意味する単語です。
モバレやその他ゲームにおいては、対局的な判断、戦術等の意味合いで使用されます。レーン戦やファイトなどその場その場の短期的なテクニックを指すミクロと対比して、将来を見越した長期的な戦術がマクロです。
頻発するところで言うと、タートルファイトをするかゴールドガンクしてハンターにゴールドを集めるかの判断もマクロ的な判断になります。
別の意味合いにおいて、Excelマクロと言った一定の処理群を指すマクロという言葉がゲームで使われる事があります。代表なワードで言うと自動周回マクロみたいなものですね。mobaにおいてはこちらの意味で使われるのは見た事がなく、ツール(cheat tool)の表現で使用されます。
実際のマクロ判断について
何を判断すれば良いの?
大枠マクロ判断は2つあります。それは、寄る寄らない、ファイトするしないです。
寄ると寄った場所が強化され、それ以外の場所が薄くなります。
味方に有利なファイトをすると有利に、不利な戦闘をすると不利になります。
すごく当たり前の話ですが、これらについて何を根拠に判断していくべきかの話をしていきます。
判断材料を身に付けよう
マクロ判断をする時に、思い返して欲しいのはモバレはどのようなゲームかです。モバレは、ベースタワーの破壊を最終目的としたリソースの奪い合いをするゲームです。
モバレにおけるリソースは、主に2つ存在しています。
1つ目は、経験値、ゴールド。プレイヤーの強さを決定付けるリソースです。
2つ目は、タワー。ベースタワーまでの守りの厚さと視界の取りやすさを決めるリソースです。
各判断において、敵味方のリソース量がどのように変動するかを概算し、(味方のリソース量−敵のリソース量)を最大化するように考える判断するのが正しいマクロ判断になります。
エンドが見える最終局面に関しては、リソースよりもエンドになる状況がどの程度起こりそうかになると思います。しかしそれは難しいので、出来るだけ勝算のある集団戦をどうやって作るかを考えるのが楽かなと思っています。
ざっくりリソース感
大体私が判断する時リソース感を乗せておきます。大体1キル200Gをベースに考えています。
- 1wave=1キル
- タワーシールド丸々=1.5キル
- タワー=1キル
- タートル=2.5キル
タートルとゴールドタワーのトレードは、キル取れれば1キル、シールド、タワーで3.5キル分タートルより良しみたいな判断に使用出来ます。
覚えておいて欲しいマクロ判断
サイドレーンがガンクで落とされた、さてどうする
レーンのカバーに走る選択をした人。基本的には辞めた方が良いです。ガンク準備の段階で走れていれば意味がある可能性がありますが、完全に決まった後だとリスクが高いです。
優先順位①逆サイドアクション
最初に考えるべきは、逆サイドアクションです。相手が片側サイドに寄っているならもう片方では確実に人数差を作り出すことが出来ます。
ガンクされて1キルとタワーを折られました。でも、こちらも同様のガンクを決めれば、相手のガンク成功分取り返せます。警戒してタワー捨てで下がられても相対的に1キルの損失に抑えることが出来ます。
優先順位②カバーアクション
タワーと自身を守れる見込みがあるならカバーしても良いです。ただ、タワーシールド美味しいので敵も寄って来ます。
敵が既にタワーを殴り始めていたら、タワーに入る前にしばかれます。敵のHPが残っていれば余裕でサイドガンクダイブをもらいます。
速度が求められるので、ガンク決まった時に動き出すとほぼ手遅れです。人数差あってもキル回収を狙いにいく動きは、Chovyとスマーフにしか出来ないので基本的にオススメしません。
優先順位③諦める
負け分は取り戻すパチカス思想は要らないです。+になるアクションがないなら、諦めて次の盤面を作りにいきましょう。
流行りのマクロについて
ごめんなさい、知りません。
昔からレベル1マクロ、レベル2マクロ、レベル4マクロと色々存在していましたが、基本的に強過ぎるマクロはゲームシステムの変更によって対策されて来ました。
ただこれらは、毎回決まった動きをし易い2分前後までのものが多く、テンプレートから外れていくそれ以降はその場その場で判断していく必要があります。
そのため、メタに左右されにくいマクロの考え方は身につけておいて損はないと思います。
流行を追ってる方がいれば教えて下さい。
まとめ:マクロを理解しよう
マクロそのものについての解説と実際にマクロ判断するための要素について解説しました。
マクロについて考え始めるきっかけになれば幸いです。